二元的所得税

Posted by on 2015年11月11日

中野区の税理士(飲食店に強い)の三堀貴信です。「二元的所得税」の意義について。

二元的所得税とは、個人のすべての所得を勤労所得と資本所得に分類し、課税する所得税制のことをいいます。

現行の我が国の所得税法は、所得をその種類ごとに10種類に分類し、それぞれに異なる計算方法が適用されています。

それを2種類に簡素化しようというのが二元的所得税ということになります。

デンマークなどの北欧諸国で導入されている制度で、日本でも税制の簡素化、資産の金融市場への取り込み、金融資産の海外流出の防止などの観点から導入を主張する意見もあります。

北欧諸国では、個人の所得のうち、賃金、給与、事業収益等の勤労所得には、累進税率を適用し、利子や配当、家賃などはすべて合算し、資産を取得する上での経費や譲渡損失は、資本所得から控除され、資本所得に対する税率は勤労所得の最低税率や法人税率と同水準の比例税率が採用されています。


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