五分五乗制度

Posted by on 2015年11月12日

中野区の税理士(飲食店に強い)の三堀貴信です。「五分五乗制度」の意義について。

五分五乗制度とは、所得税法における課税方式の一つで、累進税率の適用を緩和するための制度です。

具体的な計算としては、

①課税所得金額の5分の1の金額を求める。
②上記①で計算した金額に所得税の税率を適用して税額を求める。
③上記②で求めた税額を5倍して、最終税額を算出する。

以上のような手法により税額を計算する制度を五分五乗制度といいます。

現行法では、山林所得の税額計算についてこの五分五乗制度が採用されています。

その理由としては、所得税法は超過累進税率を採用しているため、これをそのまま、山林(所有期間が5年を超えもの)の伐採又は譲渡のような、植林から伐採までの期間が長期にわたり、かつ、その所得が一時に生じる所得に適用した場合には、多額の税額が生じることになってしまいます。
このような弊害を緩和するため、五分五乗方式が採用されています。


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