口別損益計算

Posted by on 2015年12月24日

中野区の税理士(飲食店が得意)の三堀貴信です。「口別損益計算」の意義について。

口別損益計算とは、個々の取引ごとに損益計算を行うことをいいます。口別損益計算という用語は、元来、シュマーレンバッハが全体損益計算との関連の中で用いた概念だといわれています。

歴史的に見ると、昔、ヨーロッパでは、資本家がお金を出し合い、国内の珍しい産物などを船に乗せて海外に出向き、それを高値で売却して得たお金で、海外の珍しい産物などを購入して、本国に帰ってそれを高値で売却するという事業形態がありました。船が嵐にあって沈没すれば、投資は無駄になりますが、無事に帰国することができれば巨額の利益を得ることができたという時代ならではの事業形態といえましょう。いわゆる、冒険事業(ベンチャー)であるともいえます。

我が国でも、昔、紀州のみかんを江戸に運ぶために資本を集め、無事に江戸に辿り着いてそれを高値で売却できれば高額な配当を得ることができたといわれています。
このような短期の事業の損益を計算する方法を口別損益計算といいます。口別の「口」は、取引とか、商品といったような意味合いです。


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