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担税力

Posted by on 2015年11月5日

中野区の税理士(飲食店に強い)の三堀貴信です。「担税力」の意義について。

担税力とは、租税を支払うことができる税負担能力のことをいいます。その名のとおり、税を担える能力ということもできます。

租税公平主義は、担税力に応じた課税の実現を目的としています。

そこで担税力の測定基準がとても大事になってくるわけで、適正な担税力を測定する指針が存在して初めて公平課税の実現が可能となります。

担税力を測定する基準としては、従来は、所得・資産・消費が支持されていました。これらの担税力の測定指標は、それぞれ一長一短がありますが、所得がこれまで最も優れた指標であるといわれてきました。所得は累進税率の構造の採用や、基礎控除などの人的諸控除を組み合わせることによって、課税最低限を設けることを可能とし、最低限度の生活水準を維持するための所得には課税しないことを保証する仕組みを構築できるという長所があります。
しかし、所得の捕捉率の格差の問題が弱点といわれています。

資産は実際に存在する資産を課税対象とするところから捕捉漏れという弱点については、所得税と比べて勝っていますが、納税する際に換金化する必要が生じる場合があることが短所といえます。

消費は、消費税の課税対象の選定によっては、いわゆる逆進的となり、担税力に応じた課税という趣旨に反する結果となり、担税力の指標としては最も低い評価を受けているといわれています。


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