目的論的解釈

Posted by on 2015年11月5日

中野区の税理士(飲食店に強い)の三堀貴信です。「目的論的解釈」の意義について。

目的論的解釈とは、別名、趣旨解釈ともよばれ、法の趣旨目的に従ってなされる解釈の方法をいいます。

法の成立当時だけでなく、法の適用時にも、その法の趣旨目的が考慮されなければならないとされています。

租税法では、原則として文理解釈が求められます。しかし、厳格な文理解釈では法の意味内容を明確にできないこともあります。また、複数の解釈が成立したりする場合もあります。

その際に、文理解釈を補うために法の趣旨目的に照らして解釈がなされることになります。ただし、あまりに法の趣旨目的に傾斜しすぎた解釈をしてしまいますと、必然的に法文の言葉の意味が通常の意味から離れてしまうこととなり、租税法律主義に抵触してしまう虞があります。そのため、法の趣旨目的からの解釈が認められる場合であっても、その解釈はあくまで法文の言葉から導かれる意味を超えてはならないといわれています。


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