確定権

Posted by on 2015年11月8日

中野区の税理士(飲食店に強い)の三堀貴信です。「確定権」の意義について。

確定権とは国家が有する主権に基づく固有の課税権に基づき、個別の税目について納税義務者が納付すべき税額を確定する権限をいいます。

国家による具体的な課税権の行使の形としては、通常は賦課処分または査定処分と呼ばれ、行政行為という行為形式をもって課税庁が実行することになります。

しかしながら、現実には我が国においては、たとえば、所得税のようにいわゆる申告納税方式が採用されている税目については、課税要件を充足する事実があった場合には、当該課税要件を規定する法律の定めに従い租税債務は抽象的に生じ、その後に各納税義務者の申告に基づき第一次的に納税額が具体的に確定されるのであって、必ずしも国家の確定権の行使がなければ税額が確定しないということではありません。
しかし、一部の国税または地方税に見られるように、賦課課税方式を採用する税目のもとでは確定権は賦課処分という法形式をもって行使されるということになります。


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