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確定決算主義

Posted by on 2015年12月20日

中野区の税理士(飲食店に強い)の三堀貴信です。「確定決算主義」の意義について。

法人税法では確定決算主義が採用されています。

確定決算主義とは、法人税の計算は、株主総会で確定された決算に基づく利益に申告調整を行ってなされるという考え方をいいます。

法人税法では、確定した決算書に記載されている利益額を企業の所得ととらえ、これをベースに課税所得を計算するという流れになります。このことは、企業が負担する税金の計算は、会社法の規定に依存していることを意味します。

会社法と税法とが密接に結合することは、会社や国にとって税額計算が容易になるというメリットをもたらします。

確定決算主義は、会社法の会計規定が税法に対してある種の基準性を与え、会社法の決算に準拠しつつ、課税所得を計算するものであります。しかしながら、現実としては、会社法と税法の計算を一致させると税を回避するという動機づけを強くし、結果として、会社法決算を歪めてしまうという批判があります。

さらに言えば、会計上、損金経理など税法に縛られた処理を行うことで、実態を反映した適切な期間損益計算がなされない虞れもあります。


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