繰越利益剰余金

Posted by on 2015年12月24日

中野区の税理士(飲食店が得意)の三堀貴信です。「繰越利益剰余金」の意義について。

繰越利益剰余金とは、決算日現在における、当期純利益に、前期に処分されなかった繰越利益と、任意積立金の取崩し額を加算し、さらに中間配当額と中間配当に伴う利益準備金の積立額を減算して算出されるものをいいます。

繰越利益剰余金は、利益剰余金のひとつでありますが、利益剰余金は、利益準備金とその他利益剰余金から構成されます。さらに、その他利益剰余金は、繰越利益剰余金と任意積立金とに分類されます。前者は、株主総会等において、利益剰余金の使途が決められていないものであり、後者は、株主総会等において、その使途が決められたもの(その使い道を変更するためには、株主総会等の決議を要します)であります。

なお、決算において、当期純損失が計上される場合は、会社法では、当期純損失は、繰越利益剰余金勘定の借方に振り替えることになります。株主総会で損失の処理が行われるまでは、繰越利益剰余金勘定は、借方残(要するにマイナス)になることもあります。


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