国民負担率、7年ぶり減=所得増見込み-16年度

Posted by on 2016年2月14日

中野区の税理士(飲食店が得意)の三堀貴信です。今週の税務会計ニュース。「国民負担率、7年ぶり減=所得増見込み-16年度」について。

これは、時事ドッドコムの記事の見出しなのですが、何の話かっていうと、国民の所得に占める税や社会保障の負担率の割合がどうこうって話なのですが、まずは、記事から。

以下、時事ドットコム2016年2月12日記事より引用・抜粋

同記事によれば、

『財務省は12日、国民所得に占める税負担と社会保障負担の割合を示す「国民負担率」が、2016年度に43.9%になるとの試算を発表した。過去最高の15年度見込みから0.5ポイント低下し、09年度以来7年ぶりの減少となる見通しだ。高い経済成長を背景に国民所得が大きく伸びるとする政府の見方が反映された。』

以上のように掲載されております。

高い経済成長を背景に所得が大きく伸びる云々・・・この辺り今のところ実感ないんですけど・・・(もう少し時間が経過したら実感するのかな)(´・ω・`)

それはともかく、さらっと書いていますが、この国民負担率43.9%ってめちゃくちゃ高くないですか?

これは、簡単にいってしまえば、給与の中に、税金や社会保険などのいわば公的負担がどれくらいあるかっていう話ですけど、4割超って・・・(汗)

高すぎー!!ほとんど公的支払じゃんか!! ( `ー´)ノ

よく消費税の税率をアップするときに、「ヨーロッパ諸国では、消費税率は高い、日本はそれに比べると低いから消費税率をアップするんだぜ!」なんていうことをいってきますが、ヨーロッパ諸国は社会保険関係が充実しているといわれています。その分消費税率が高くなっていると思われます。

日本って社会保険料が超高い、所得税(天引き)も高い。そのことを考慮せずに単純にヨーロッパ諸国の消費税率のみを引き合いにだして論ずるというのは、そもそも妥当性を欠くものだと思っています。

まぁ、いずれにせよ、国民所得が大きく伸びるっていうんだから、その点はよいことでだとは思いますけど(^◇^)

それにしても国民負担率・・・高過ぎですよね( ;∀;) 政府には、消費税率をアップするなら、この国民負担率をなんとかしてくれーって個人的には言いたいです。

みなさん、いかがお考えでしょうか (^◇^)


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