消費税・単一税率維持を要望
中野区の税理士(飲食店が得意)の三堀貴信です。今週の税務会計ニュース。「消費税・単一税率維持を要望」について。
今週も消費税ネタです(笑)今日は、日本税政連新聞から記事のご紹介。国内で行われた税制のヒアリングに日税連が参加したというものです。
この会議は、消費税の軽減税率をテーマとして民主・維新・無所属クラブの衆議院予算委員会の理事・委員によるヒアリングとして行われたものだそうです。
以下、日本税政連28年2月1日(第516号)より 引用・抜粋
『説明に立った日税政・日税連の役員は、平成28年度税制改正要望書の中でも最重点要望事項として取り上げている①消費税の単一税率を維持すること②外形標準課税は中小企業には導入しないこと③所得税の給与所得控除・公的年金等控除を見直すこと―の3点及び要望事項としている32項目ついて説明した。
その後、最重点要望事項の中でも消費税の単一税率について、軽減税率を導入した場合に生じる過重な事務負担や、低所得者対策として導入されるにもかかわらず、その恩恵の約9割が低所得者以外に及ぶという問題点を説明するなど、法案が可決されるまでその維持を主張していくことを強く主張した。・・・(後略)・・・』
以上のように記事には記載されています。
日税連が一生懸命、動いてくれています。私は日税連に所属しているわけですが、素直に感謝の気持ちでいっぱいです(*’▽’)
我々納税者・消費者のために、日々一生懸命動いてくれているのですね。このような日税連の真摯な活動には、日税連所属の税理士の一人として、誇りに思います。
また、一個人・一納税者としても感謝です。(*’▽’)
この記事でもやはり軽減税率反対、単一税率維持ということを日税連は主張しています。日税連はずっとずっと、継続して軽減税率反対、単一税率の維持の姿勢を徹底しています。
私も同感です。当事務所のブログでも再三申し上げましたが、軽減税率(据え置き税率)&インボイスなんて誰の特にもなりません。
インボイスは課税事業者しか発行できないことになっていますから、それにともない免税事業者が課税事業者を選択せざるを得なくなるデメリット、それに伴う商品への転嫁(商品の値上がり)による我々消費者への影響、記事にもあるように事務処理の煩雑化による事務負担(これも商品価格等に跳ね返ってくるかもしれません)、税の複雑化、様々な問題があり、もう何のメリットもありません。
詳しくは、当事務所税務会計ニュース過去記事「消費税のインボイス制度がもたらす脅威」をご参照くだされば幸いです。
単一税率維持(今までの制度)主張してくれている日税連ですが、最後にものをいうのは世論です。まだまだ導入されたわけではありません。一般の新聞やテレビはなぜだかこのような軽減税率がもたらす弊害を報道しません。( `ー´)ノ ぷんすかぷんすか(怒)
私は税理士として、一消費者、一納税者として、日税連を支持します。国民のみんなが声を大にして軽減税率に反対・インボイス制度に反対をすれば、政府も聞いてくれるはずです!!政府が恐れるのは世論、我々消費者の声なのであります!!キリっ( `ー´)ノ
ところで、記事の中の②番、外形標準課税の中小企業への導入。こんなもの全くもって許されないですよ。外形標準課税って一言でいえば、一定の要件のもと「赤字であっても税金を課す」というものです。こんな制度許せますか?今は、大きな会社だけに適用されていますが、これを中小企業にまで導入しようぜって話ですよ。私はこんなん許せないなぁ( `ー´)ノ
みなさんはいかがお考えでしょうか? (^◇^)
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